やってはいけないビジネス
・固定費が高い
・上限がある(時間的上限, 人数的上限, 個数的上限, 場所的上限)
・詳しくない業種
→店舗型ビジネスなど
稼げるビジネスとは
①お客さんから買うビジネス
お客さんは買うプロだけど、売る時は初心者。
ブックオフで本を売る時や、ガリバーで車を売るときの消費者の心理は「早く売りたい」「早くお金が欲しい」のどっちか。
消費の相場は知っているが、売却の相場を知らない消費者は価格が大幅に安くても売る傾向にある。
→自分が詳しくて、相手が詳しくないのがポイント
②お客さんに作業してもらう
IKEAなどが良い例。家具は家具自身よりも組み立てる時や、輸送に使う人件費の方が高い。
そこをIKEAは消費者に取りにきてもらい、消費者に組み立てを行ってもらうことで家具を安く販売している。
③まとめる・切り分ける
森ビルは10年かけて六本木の2階住宅街を買い占めて行った。
その土地に50階の高層ビル(例)を建てることで、48階分の貸し出しできるペナントができ収益を上げている。
寿司は魚を切り身にすることで高くしている。まとまりで買うと安いが、寿司にするだけで高くなる。
④上限がないビジネス
今までの予備校は1人の講師がいて、その授業をできるだけ多くの学生が受けれるようにすることで収益を多く上げていた。
しかしスタディサプリや東進ハイスクールは1人のカリスマ講師の動画を1回撮ることで学生がどこにいても、いつでも、何回も授業を見れることを可能にした。
⑤両方からお金が入る
人材マッチングのビジネスモデルは企業からお金をもらうのがほとんどだった。しかしビズリーチは転職者からもお金をもらうことを始めた。
そうすることで企業は「このサービスを使っている人はやる気がある」と感じ、企業の利用者も増えた。
⑥合法的な依存症
砂糖・小麦・脂肪、3つの白い粉。
商売のコツは気づかないうちにこの3種を人体に入れること。
⑦仕入れで工夫する
ビジネスの種類は2つある。
・安く仕入れて普通の値段で売る
・普通に仕入れて高い値段で売る
どっちの方が多く利益を上げられる?
答えは前者。高額販売は目立つので、真似される。
俺のフレンチは高級フレンチを普通の値段で売っている。高価格帯だけど高回転させることで、高原価で売っている。
⑧勝手に権威を作る
漢字検定は元は松下電器の社員が作った民間の資格だった。しかし1992年に財団法人となり、今や年間200万人もの人が漢字検定を受けている。